オフィスの休憩スペースが重要な理由とは?導入のコツからレイアウト事例まで

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オフィスの休憩スペースが重要な理由とは?導入のコツからレイアウト事例まで

オフィスのレイアウトを考えるうえで、欠かせないのが休憩室の設置です。従業員が過ごしやすい休憩室を実現するため、休憩室を設ける際は、どのようなレイアウトや家具アイテムが適しているのかをおさえておきたいところです。

そこで、本記事では休憩室設置の目的から使いやすい休憩室をつくるポイントに加え、おすすめの家具や具体的な休憩室のレイアウト事例もご紹介します。これからオフィスの休憩室を整えようとしている方はぜひご覧ください。

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オフィスに休憩室を設置する目的

多くの企業が社内に休憩室を設けているのは、従業員が休憩時間を快適に過ごせるようにとの配慮だけでなく、法律を遵守するためです。

労働基準法の第34条では、働く上での休憩時間が定められています。勤務時間が6時間を超える場合は最低でも45分、8時間を超える場合も同様に、最低でも1時間の休憩を従業員は取らなければなりません。

また、労働安全衛生規則第613条でも、休憩スペースの設置は企業の努力義務とされています。

ただし、一口に休憩の設備やスペースといっても、事業場によって椅子やベンチで足りる場合もあれば、広い休憩室が必要な場合もあります。そのため、厚生労働省でも休憩スペースの広さや設備内容といった項目は、衛生委員会などで調査審議や検討をし、その事業場に合わせたかたちで取りいれるよう勧めています。

従業員が使いやすくなる休憩室の作り方

休憩室をつくるうえで重要なのは、従業員が実際に足を運びたくなるような配置と、効率よくリフレッシュできる空間づくりです。従業員にとって理想的な休憩室をつくるポイントを、二つに分けて解説します。

 

◾️業務スペースより一定の距離を置く

休憩スペースは、業務スペースから物理的な距離を離すとともに、異なる雰囲気作りを目指すことが大切です。

業務スペースの距離が近かったり似た雰囲気の作りにしたりすると、休息とのメリハリがつかず、リフレッシュゾーンとしての役割が十分に果たせない可能性があります。例えばランチタイムが交代制の場合、業務中の社員が気になって十分にリフレッシュできない社員もいるかもしれません。

休憩スペースの目的は、社員が心身ともにリラックスできる場所であることです。業務時間と休憩時間でメリハリがつくようなスペースを意識しましょう。

 

◾️利用目的と人数にあった広さを確保する

休憩スペースの適切な利用目的や人数は、企業によってさまざまです。そのため、新たに休憩スペースを設置する際には、利用目的と人数に適した広さを確保しましょう。

いくら設備を充実させたとしても、休憩するスペース自体が狭ければ、むしろストレスを溜める場所になるかもしれません。例えば食事とミーティングを兼ねる場合と別に確保する場合では、必要な広さがそれぞれ異なります。

利用目的と人数に適した広さを検討する際には、社員一人当たりの面積を参考にしてみても良いでしょう。休息や食事などの利用目的が限られている場合は、一人当たり0.6坪のスペースがあれば十分です。一方で多目的の場合は、0.7~0.8坪以上で検討しましょう。

生産性の向上を目指す休憩室をつくるコツ

生産性の向上ができる休憩室のポイントは、オンとオフの切り替えがしやすい空間にすることです。休憩時間にくつろげる休憩室であれば、従業員は効率よくリフレッシュでき、業務にも集中しやすくなります。

しかし、スペースや予算が限られていて、本格的な休憩室がつくれないケースもあるでしょう。そこで、限られたスペースでも従業員がリフレッシュしやすく、生産性の向上が期待できる休憩室をつくるコツを三つに分けて解説します。

 

◾️間仕切りを活用する

オフィススペースに限りがあり、広い休憩室を確保できない場合に役立つのが間仕切りです。ワークスペースの一角にパーティションを設置するか、書庫やカーテンなど目隠しが可能なオフィス家具を導入して、休憩スペースをつくってみましょう。同じ空間であっても間仕切りによって用途がはっきりと分けられ、従業員がオンとオフを切り替えやすくなります。ワークスペースと休憩スペースは互いに見えないため、プライバシーの確保やセキュリティ面も良好です。

また、間仕切りであれば個室のように区切る、あるいは場所を替えるといったレイアウトの変更が容易なのも重要なポイントと言えます。最初は簡易的につくってレイアウトを試行錯誤し、従業員にとって最適な形が見つかったら、あらためて本格的な休憩室をつくる方法もあります。

間仕切りのアイデアやおすすめ家具、導入のポイントについては次の記事もご覧ください。

オフィスを間仕切り快適な労働環境作り!種類別の特徴から徹底解説

 

◾️グリーンを活用してリラックスしやすい環境にする

狭い空間でもリラックスできる空間づくりをするには、グリーンを積極的に取りいれてみましょう。

観葉植物をはじめとしたグリーンには、リラックス効果があるとされています。休日のハイキングや森林浴がリフレッシュにつながるように、休憩室に置かれたグリーンが従業員の気分転換を助けてくれるでしょう。インテリアとしても優秀で、殺風景な空間に鉢植えが一つあるだけでも爽やかな印象になります。

また、グリーンは目の疲労回復効果がある色としても知られています。休憩室で定期的にグリーンを見ながら休憩すれば、従業員の眼精疲労の防止にも役立ちます

観葉植物にはフェイクもありますが、可能であれば本物を選ぶのがおすすめです。生きた植物であれば、光合成による空気清浄効果や調湿効果が期待できます。

オフィスへのグリーンの取り入れ方は、次の記事も参考にしてみてください。

オフィス緑化で得られる効果とは?導入ポイントから費用相場まで解説

 

◾️開放感のある空間に仕上げる

狭いスペースでも、インテリアを工夫すれば開放感を感じられ、リフレッシュできる空間に仕上がります。

例えば、照明はできるだけ明るいものを取り入れましょう。狭くて暗い空間は閉塞感を感じさせる原因になります。逆に明るくすれば、本来の面積以上に広く錯覚しやすくなるのがポイントです。

部屋に窓がある場合は自然光も積極的に取り入れてみてください。カーテンやブラインドを設置して従業員が自由に明るさを変えられるようにすると、居心地よく過ごせるでしょう。

また、壁紙や床材、オフィス家具の色も重要です。照明と同様、白やクリームなどできるだけ明るい色を選び、統一すると空間を広く演出できます。オフィス家具もあまり背の高いものを置かないようにしましょう。棚やテーブルなど、背が高いと圧迫感が出てしまい、空間が狭く見えがちです。ローベンチやコーヒーテーブルなど、全体的にロースタイルで仕上げると開放感が出ます。

コミュニケーションの活性化を促進する休憩室をつくるコツ

休憩室は、従業員同士のコミュニケーションの場としても欠かせません。普段は接点のない従業員同士でも気軽にやりとりしたくなるような、リラックスできる空間に仕上げましょう。具体的なコツご紹介します。

 

◾️家具の選び方を工夫する

快適な空間づくりに欠かせないのがオフィス家具です。ソファやリフレッシュチェアなど、休憩室ならではのくつろげる家具をそろえれば、従業員の気分も自然とリラックスモードに切り替わります。デザインだけでなく、座り心地や触り心地、使い勝手などにもこだわれば、よりリフレッシュしやすい空間づくりができるでしょう。従業員が居心地の良さに思わず長居してしまうような空間にすれば、会話が増えてコミュニケーションの活性化を促せます。

もし、休憩スペースが狭く多数の家具を置けない場合は、コンパクトサイズの家具を活用しましょう。アイリスチトセでも、コンパクトで機能性に優れたテーブルや、スタッキングが可能なチェア、スタイリッシュなデザインのミニテーブルなど、休憩室に適した家具を数多くそろえています。快適かつ利便性の高い家具をお求めの際は、ぜひご検討ください。

 

◾️さまざまな用途で活用できるようにする

ある程度広さを確保できるのであれば、休憩室を多目的スペースとして開放し、普段から利用できるようにしておくと良いでしょう。休憩スペースとしてだけでなく、簡単な打ち合わせやソロワーク、ときには社内イベントもできるようなスペースにすると、従業員の出入りが多くなりコミュニケーション活性化につながります。

作業内容にあわせて働く時間や場所を自由に選べるABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を推進する場合にも、多目的スペースの導入は効果的です。ただし、業務に使用する従業員の割合が増えると休憩しにくくなる側面もあるため、時間ごとに使い方や利用可能な従業員を決めるといったルールづくりも欠かせません。

目的に合わせて従業員が気軽に立ち寄れるスペースをつくり、活気のある休憩室をつくりましょう。

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ABWとは?フリーアドレスとの違いやメリット・デメリットを解説

従業員満足度を向上させる休憩室をつくるコツ

居心地の良い休憩室は、従業員の満足度を高めモチベーションアップにつながります。使いやすく満足度の高い休憩室により、従業員は快適に長く働けるようになるでしょう。そこで、従業員満足度に重点を置いた休憩室をつくるコツをご紹介します。

 

◾️従業員のニーズを反映する

快適な休憩スペースを作るには、何よりも利用する従業員の意見が大切です。社内アンケート調査を実施して従業員のニーズを把握しておきましょう。

予算や設置スペースなどの関係もあるため、従業員すべての要望を満たすのは難しいかもしれません。しかし、従業員の意見を無視するとニーズに合わない休憩スペースになり、積極的な利用が望めない可能性があるためです。

要望を可能な限り反映すると従業員の利用頻度が増えるだけでなく、満足度の向上につながりやすいです。

社内でアンケートを取る際は実施目的を明確化して必要性を理解してもらうと、従業員からの高い回答率が期待できます。

 

◾️利用ルールを決めておく

休憩室は部署や上下関係を問わず、多くの従業員が出入りする場です。誰もが気持ちよく利用するためにも、利用ルールの策定をしましょう。例えば、利用時間や飲食物の管理方法、設備の利用方法、あるいは清掃などについてくわしく定めておく必要があります。話し声や音楽のような騒音トラブルにつながる可能性がある要素についても、ルールを決めておくことを推奨します。

ルールを守らない従業員が増えると、コミュニケーションが取りにくくなり、居心地の悪さから休憩室に立ち寄るのを避ける従業員も出てきてしまいます。「定めたものの守らない」ということがないよう、入り口や壁など目に入るところにルールを掲示する、実状にあわせて定期的に見直し、ルールや休憩室のレイアウトを改善するといった工夫も大切です。

 

◾️「休憩室にあると便利」なアイテムを設置する

休憩室をより充実した快適な空間にするために、あると便利なアイテムを積極的に導入してみましょう。例えば次のようなアイテムが設置されるケースが多いです。

  • ウォーターサーバー
  • 電気ケトルやポット
  • コーヒーメーカー
  • 自動販売機
  • 電子レンジ
  • オーブントースター
  • 冷蔵庫
  • シンク
  • ソファやリクライニングチェア
  • テレビ
  • 雑誌や新聞、書籍
  • インターネット接続(Wi-Fi)
  • USBポートやコンセント
  • ホワイトボードや掲示板
  • モニターやプロジェクター
  • スピーカー
  • ストレッチ用のマットや簡単な運動器具

これらは必須ではありませんが、あれば休憩室の用途が広がり、従業員にとって利便性を高めてくれます。

ウォーターサーバーや電子レンジ、シンクなどがあれば、ランチタイムやカフェ代わりに利用する従業員が増えるでしょう。テレビや本といった暇つぶしのアイテムは、従業員の滞在時間を長くしてくれます。

モニターやプロジェクター、ホワイトボードがあれば、打ち合わせや社内イベントにも役立つはずです。デスクワークが中心の会社では、運動器具も置いておくと従業員の健康意識が高まります。

実際に従業員にヒアリングしてみるのも良いでしょう。上記の例も参考に、ぜひ自社の休憩室にあったら良いものを選んでみてください。

オフィスの休憩スペースにおすすめの家具4選

リラックスできる休憩スペース作りには、快適に過ごせる家具選びも重要です。本章では、おすすめのテーブルやチェアをご紹介します。

 

■イーザック-フラップテーブル

商品のテーマは「カフェのような空間創造」で、多機能な上に落ち着いた雰囲気を醸し出す木質感が溢れたテーブルです。

デザインはティア型・勾玉型・スクエア型の3種類を展開しており、利用目的に応じてフレキシブルに対応できる組み合わせタイプです。どれも曲線を強調した躍動感あるデザインなので、まるでカフェのような雰囲気を味わえます。

利用シーン
  • 一人
  • グループワーク
  • ミーティング などあらゆるシーンに対応
組み合わせの可否
収納性 平行スタックが可能
サイズ(W×D×H)
  • ティア型:1,081mm×900mm×720mm
  • 勾玉型:1,100mm×750mm×720mm
  • スクエア型:1,100mm×750mm×720mm
天板 メラミン化粧板
木口 樹脂巻き
脚部 スチールパイプメラミン焼付塗装
キャスター 75Φ大型キャスター

詳細はこちら:https://www.irischitose.co.jp/products/easacft/

 

■イーザック-十字脚テーブル

複数人での食事やミーティングなどの多目的で利用する場合は、EASAC(イーザック)の十字脚テーブルがおすすめです。目的や人数に応じて多彩な組み合わせが可能です。

天板は、暖かみのある木目調のデザインです。着座しやすい十字脚構造を採用しているため、立ち座りがスムーズにおこなえます。また、天板の裏側には荷物が掛けられるフックを標準装備しています。

荷物の置き場を確保する必要がなく、バッグから中身の出し入れする際もスムーズです。デザインはスクエア型・ラウンド型・カイト型の3種類を展開しており、サイズがそれぞれ異なります。

利用シーン
  • 一人
  • グループワーク
  • ミーティング などあらゆるシーンに対応
組み合わせの可否
収納性
サイズ(W×D×H)
  • スクエア型:900mm×900mm×720mm
  • ラウンド型:900Φ×720mm
  • カイト型:900mm×742mm×H720mm
天板 メラミン化粧板
木口 木目樹脂巻き
脚部 チールパイプメラミン焼付塗装
キャスター 75Φ大型キャスター(ダブルロック)

詳細はこちら:https://www.irischitose.co.jp/products/easacjujit/

 

■CLU-LU

休憩スペースに設置するチェアに迷ったときには、CLU-LUを検討してみてください。CLU-LUはカラーバリエーションが豊富なので、休憩スペースの雰囲気に合わせて選ぶことが可能です。

背クッションと座クッションの素材は、ソファやベッドにも使用されているウレタンフォームです。通気性や柔軟性に優れているため、長時間の着座でも身体への負担を軽減できます。

デザインはループ脚・木製脚・キャスター脚・ハイカウンター脚の4種類を展開しており、サイズや収納性がそれぞれ異なります。

ループ脚タイプは6脚まで、キャスター脚タイプは5脚までスタッキングできるため、収納性が抜群です。デザインによって特徴が異なるため、自社の休憩スペースの利用に適したものを選びましょう。

たとえばハイカウンター脚タイプは脚が長めなので、ハイカウンターテーブルとの相性が抜群です。キャスター脚は移動させやすいため、利用目的や人数に応じてテーブルのレイアウトを変更する際に便利です。

サイズ(W×D×H)
  • ループ脚:485mm×525mm×780mm(SH440)
  • 木製脚:450mm×495mm×780mm(SH450)
  • キャスター脚:515mm×545mm×780mm(SH440)
  • ハイカウンター脚:475mm×535mm×1,060mm(SH745)
収納性
  • ループ脚:6脚まで
  • キャスター脚:5脚まで
素材
  • 背クッション:ウレタンフォーム
  • 座クッション:ウレタンフォーム

詳細はこちら:https://www.irischitose.co.jp/products/clu-lu/

 

■フークチェア

休憩スペースの利用人数が多いことを想定している場合は、フークチェアがおすすめです。フークチェアはコンパクトなデザインなので、テーブルからの出入りがしやすいです。

そのため、社員の入れ替わりが激しいランチタイムでも、スムーズな出入りをサポートします。デザインは4本脚・ループ脚・カンチレバー脚・カウンターチェアの4種類を展開しており、脚タイプだけが異なります。

どのタイプも背の上部にバックをかけやすいデザインなので、大きな荷物がある際に便利です。

サイズ(W×D×H)
  • 4本脚:465mm×520mm×850mm(SH440)
  • ループ脚:485mm×520mm×850mm(SH440)
  • カンチレバー脚520mm×500mm×850mm(SH455)
  • カウンターチェア470mm×520mm×985mm(SH745)
収納性
  • 荷物を背の上部にかけやすい仕様
  • 床置きで6脚までスタッキング可能
本体仕様 メラミン化粧板
脚仕上げ 塗装またはクロムメッキ

詳細はこちら:https://www.irischitose.co.jp/products/hookchair/

快適な休憩室を設置した企業事例

従業員が快適に過ごせる休憩室を実現するには、他社の事例を参考にすると多くのヒントを得られるでしょう。アイリスチトセのオフィス家具を導入された企業様の事例をご紹介するので、自社に活かせるポイントがないか探してみてください。

 

◾️【間仕切りの活用・グリーンの配置】アース環境サービス株式会社様

アース環境サービス株式会社様では、間仕切りを活用してワークスペースの一角にフリースペースを設置しました。パーティションだけでなく、ワークスペースとは異なる床の色も一種の間仕切りとして機能しています。

壁際には立体感のあるウォールグリーンを大胆にあしらい、グリーンの床材と組み合わせました。家具の高さをおさえることで、広々とした空間に仕上がっています。パラソルつきのテーブルセットも設置し、屋内でありながらまるで屋外のような開放感が出ているのが印象的です。実際に、観葉植物も多く取りいれており、従業員ができる雰囲気づくりに役立っています。

従業員がくつろげるよう、つり下げ式のハンギングチェアを置いているのもポイントです。リゾート気分でゆったりと揺られながら、読書や会話など休憩時間を思い思いに過ごすことができます。

 

◾️【自然光を活用】積水ハウス株式会社 郡山支店様

続いてご紹介するのは、積水ハウス株式会社 郡山支店様のラウンジです。壁の二面が窓になっており、うち一面からは自然光がふんだんに入るため、明るい空間に仕上がっています。窓際にカウンター席を設置することで、限られたスペースでもできるだけ多くの席を確保しました。日差しがまぶしければブラインドで調整できるようにしています。

また、濃いブラウンの床に対し、壁を白くしているため視線が下に行き、広々と感じられるのも特徴です。木目調のテーブルやチェアと観葉植物も相まって、カフェ風のおしゃれな空間になっています。一人で休憩するときはカウンター、打ち合わせのときはテーブル席、くつろぎたいならソファと、席の種類も豊富で、用途に合わせて選べます。

電子レンジやポットなど簡単な設備も揃っているので、ここで飲食をすることも可能です。

 

◾️【ソファ席の設置】株式会社Seven Arcs様

株式会社Seven Arcs様では、ワークスペースの一角に休憩室を兼ねたフリースペースを設置しました。ワークスペースとの区別として、フリースペースではソファ席を採用しています。ワークスペースからのアクセスを確保しつつも、ソファ席の背が間仕切りのようになり、独立したスペースとして機能しているのが特徴です。

また、大きなソファ席と広々としたテーブルを組み合わせているので、一人ゆったり座ることも、大人数で賑やかに楽しむこともできます。

照明も主に白を使用し、テーブルやソファの木目部分、ファブリックも明るい色で統一しました。窓に頼らなくても全体的に明るく開放感を感じられる空間づくりがされており、従業員がリラックスできるよう工夫が凝らされています。

フリースペースなので、ランチや打ち合わせ、イベントなど幅広いシーンで利用可能です。

まとめ:家具とレイアウトを工夫して快適な休憩室をつくろう

休憩室の設置は企業にとって努力義務であり、従業員の満足度向上や生産性向上などにも役立ちます。スペースが限られていたとしても、床の色を変える、間仕切りを使う、あるいは植物を置くといった、わずかな工夫でおしゃれな休憩室の構築が可能です。

企業によっても、リラックスに重点を置きたいのか、多目的な用途を重視したいのかなどニーズは異なります。他社様の事例も参考に、ぜひ自社に合った休憩室のつくりかたを見つけてみてください。

また、もし限られたスペースで休憩室をつくるに当たり家具やレイアウトに悩んでいるなら、ぜひアイリスチトセにおまかせください。アイリスチトセでは企業様ごとの働く形に合わせて空間設計をおこない、最適なデザインをご提案します。

快適な休憩室の設置により、従業員のパフォーマンスを高めて生産性を向上させましょう。

アイリスチトセへのご相談はこちら

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年間1000件以上にも及ぶオフィス移転・改修実績があるアイリスチトセでは、レイアウトのプランニングから引っ越しまでをトータルでサポートいたします。企業ごとに抱える悩みに寄り添い、グループの総合力で課題を解決いたします。オフィス移転、レイアウトの際はお気軽にご相談ください。

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