おしゃれで機能的なオフィスレイアウトとは?基本ポイント解説と事例紹介

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おしゃれで機能的なオフィスレイアウトとは?基本ポイント解説と事例紹介

目次

【おしゃれなオフィスレイアウト】目的に応じた主なデスク配置6種

オフィスレイアウトは、働き方や組織のコミュニケーションにも関わる重要な要素です。
その為、レイアウトを決める際にはオフィスにどういった要素が欲しいのかを明確にし、最適な場所へレイアウトを組みこむことが大切です。

ここでは、レイアウトのパターンによってどのようなシーンに向いているのか、メリットデメリットを含めてご紹介します。

 

■①対向型レイアウト

対向型レイアウトとは、その名の通り同じ部署のメンバーがデスクを向かい合わせにして座るレイアウトです。
島型レイアウトとも呼ばれています。

対面に人がいる状態になることから、集中して個人作業を行うには少し難しい環境ではありますが、コミュニケーションが取りやすいことから、チームでの業務を行う場合に向いているレイアウトです。

 

■②背面型レイアウト

背面型レイアウトとは、デスクを背中合わせにしてチームを配置するレイアウトです。

チームを超えたコミュニケーションが取りにくい部分はありますが、チームメンバーが背中合わせになっているため、個人の作業に集中することができるとともにコミュニケーションが必要な場合は振り返るだけで可能なため、個人業務とチーム業務を両立することができるレイアウトです。

 

■③同向型(並列型)レイアウト

同向型レイアウトとは、同じ方向にデスクを並べるレイアウトです。学校の机のようなイメージです。
並列型とも言われています。

複数人との連携が必要な業務の場合はあまり見られませんが、横の席とのコミュニケーションが取りやすく、個々の作業や窓口業務が可能なため不動産会社や銀行など、お客様を迎える業種、業態でよく取り入れられているレイアウトです。
上記の写真のように個人ブースを取り入れる際にも同向型を取り入れるパターンもあります。

 

■④ブース型レイアウト

ブース型レイアウトとは、パーティションやパネル等でデスクを囲んだり、席間を仕切ったりすることで個人のブース席を作るレイアウトです。

周囲の音や視線などが入りにくいため個人での業務で集中できる環境確保することができます。
デザイナーなどのクリエイティブな職種のオフィスへの導入が多くみられていましたが、近年はWEB会議の増加等により業態、業種を問わず導入するオフィスが増えています。

 

■⑤クロス型レイアウト

クロス型レイアウトとは、デスクを縦横に交差して配置するレイアウトです。
デスクの配置によってジグザグの通路を作り出し、動線が固定化することを防ぎます。
動線の固定化を防ぐことによって人に接する機会を自然と増やすことができます。

 

■⑥ブーメラン型レイアウト

ブーメラン型レイアウトとは、120°のデスクを用いたレイアウトです。
ひとり当たりの机面積が大きく、複数のモニターを使う場合や資料を広げることができるという特徴があります。


個人の業務とコミュニケーションを両立できるメリットがあります。

【おしゃれなオフィスレイアウト】目的に応じたデスク運用パターン4種

オフィスのレイアウトを考える上でデスクエリアをどのように運用するのかは重要なポイントとなります。


運用パターンは、必ずしも一つに絞り込む必要はなく、いくつか組み合わせることによって効率のいいオフィス環境を整えることができます。
ここからは運用パターンをご紹介します。

 

■①固定席

ひとりに対して1台のデスクを割り当てる運用方法です。対向型、背面型、同行型のレイアウトで多く見られ、個人ごとに収納できるスペースの確保ができ、1台単位で移動が可能です。

常時オフィスで業務を行う部署やデュアルモニター、スペックの高いデスクトップが必要な業務を担当する部署、書類を多く扱う部署などは固定席になることが多くあります。しかしひとりに対して1台割り当てるため、人員の増減に伴って追加や移動が必要となります。

 

■②フリーアドレス

個々の席を持たずに社員自身が自由に席を選択することができる運用方法です。
はじめてオフィスでフリーアドレスを取り入れる場合には営業部門など、頻繁に外出する業務を担当する部署などフリーアドレスによるメリットの大きいところから導入することをおススメします。


在籍人数分のデスクを用意する必要がないため、人員の増減にあまり左右されないためスペース効率の向上や、経費削減にもつながります。

あまり外出することがない、もしくは大きなモニターが必要など、業務の特性や仕事の内容によっては、固定席やグループアドレスで運用するメリットがある場合もあります。

 

■③グループアドレス

チームごとにエリアを指定し、そのエリア内でフリーアドレスにする運用方法です。
フリーアドレスと同じように固定席ではないため、私物や資料についてはそれぞれ割り当てられたパーソナルロッカーや引き出しに保管します。

自チームがバラバラにならないので、フリーアドレスを初めて導入する企業でも抵抗なく取り組める運用パターンです。

 

■④ABW

※Activity Based Working(アクティビティ・ベースド・ワーキング)


時間や場所に縛られず、その都度仕事内容に応じて、最も効率的な場所を自由に選ぶことができる働き方。

コミュニケーションが必要な場合はフリーアドレスエリアやソファエリアを使用、個人で集中したいときには個人ブースで業務を行うなど、個人集中ブースやソファエリアなどあらゆるパターンのエリアを作ることによってオフィス内でも、その都度仕事内容に応じて働く場所を「選択」ができるようになります。

オフィスレイアウト決めに必要な3つの計画

オフィスレイアウトを考える際に必要な3つの計画があります。
それは、「ゾーニング計画」と「動線計画」と「基準寸法計画」です。

 

■ゾーニング計画

ゾーニング計画とはオフィスに必要な機能をどのように配置するか、大まかに位置取りをする作業です。例えば、ワークスペース・応接室・会議室・役員室・ミーティングスペース・収納スペースなど、一口にオフィスといっても様々な役割と機能を持ったスペースが必要です。

業態、業種によっては上記以外にも様々な機能スペースが必要になる場合があるため、業務内容の特性などを考慮した上で行うことが重要です。

また、ゾーニング計画を立てる際には「セキュリティレベルの設定」は必須です。
オフィスセキュリティといえば、外部に対する防犯対策がイメージされますが、不正持ち出しや情報漏洩といった内部に対する対策も必要です。

こうした点も踏まえて下記のようにオフィス内のエリアごとに機能や用途を考慮し、重要度に応じてセキュリティレベルを設定しましょう。

セキュリティレベル

 

レベル エリア 特徴
レベル1 共用部・エントランス 来客に対応するエリア
レベル2 執務室 社員や関係者のみ(社員同伴等)が入手できるエリア
レベル3 サーバー室・重要書類保管室 許可制で限られた社員が「必要時」のみ出入り可能なエリア

セキュリティレベルの高い場所は、エントランスや共用部など人の行き来が多い場所から離すなど、業務効率を意識しつつ境界を明確にし、セキュリティを維持する動線確保などを考慮してゾーニングしていく事が重要です。

 

そうしたゾーニングによって、入室制御や入室記録管理などのセキュリティにかかるコスト削減にもつながります。

 

■動線計画

動線計画とは、建物の中を人が自然に移動する経路を設計することです。
動線計画をおざなりにしてしまうと、いざ移転してみるとよく人が通る通路が狭かったり、大きく迂回する必要があったりと従業員のストレスになるだけでなく効率も悪くなってしまいます。


近年は日本の課題である座位時間の長さを考慮してオフィス内を歩くように動線計画を設計するケースもあります。


その為、会社としてどういった要素を重視するかを明確にして計画することが重要です。

動線計画

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■基準寸法計画

基準寸法計画とは、デスク間や人がすれ違うための通路幅を一定の基準に沿って、動線や空間のもたらす心理的な影響を考慮した上で計画することです。

標準的な寸法としては下記の通りです。

・ひとりのスペース          60cm〜
・人が通行するスペース        80cm〜
・人がすれ違うスペース        120cm〜
・人が横向きになった時のスペース   45cm〜
・着座時のスペース          40cm〜
・デスク間のスペース         160cm〜
・車いすが通過しやすい        90cm~
・通行人と車いすがすれ違う、または車いすが回転できる 150cm〜

・メイン通路幅  160cm~

通路幅は、日常的な人の通行を妨げないようにすることが大切です。人が通行する場所では、1人あたり60cm以上の通行幅が必要です。人がすれ違う場所では、120cm以上の通行幅を確保しましょう。

メイン通路は多くの人の通行が想定されるため、120cmの通行幅では狭い可能性があります。160cm以上の通路幅を確保すれば、従業員がスムーズに行き来できるようになります。

また、建築基準法施行令第119条では、通路の両側に部屋がある場合の通路幅を160cm以上にすることが義務づけられています。

※出典元:e-GOV法令検索「建築基準法施行令」

部屋の扉を開いた場合、十分な通路幅を確保できないためです。メイン通路の通路幅は、法令に違反しないかも確認しておくようにしましょう。

オフィスレイアウトを考える上でのポイント

レイアウトは、オフィスの印象を左右する重要な要素の一つになります。オフィスレイアウトを考える際には、デスク配置や各種計画だけでなく、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

 

解決したい課題を明確にする

まずはオフィスの現状を把握し、課題を洗い出しましょう。課題の例には、社内コミュニケーションが不足している、生産性が低下しているなどがあげられます。レイアウト次第では、オフィスが抱える課題を解決できる可能性があります。

たとえば対向型レイアウトにすると、従業員同士が対面で着席できるため、コミュニケーションが取りやすくなるでしょう。ブーメラン式レイアウトなら、個人の業務とコミュニケーションを両立できます。

また、複数の課題を解決するために、2種類以上のレイアウトを組み合わせるのも手段の一つです。オフィスの課題を解決することは、従業員の働きやすい環境作りにも役立ちます。レイアウトを考える際には課題を明確にし、解決につなげられるデスクの配置やレイアウトの大枠を決めるようにしましょう。

 

ワークスペース

オフィスレイアウトを考える際には、ワークスペースにも着目しましょう。ワークスペースとは、従業員1人あたりの作業スペースのことです。適切なワークスペースは、職種や業務内容によって異なります。

職種や業務内容に応じたワークスペースの目安は、次のとおりです。

職種・業務内容 奥行き
内勤・事務職 1200~1400ミリ 600~700ミリ
営業職 1000ミリ 600~700ミリ
技術職・専門職 1600ミリ 700~700ミリ

パソコン作業がメインの場合は、標準的なワークスペースでも十分かもしれません。しかし、複数のモニターを使う場合や資料を広げる作業がある場合は、ワークスペースが狭いと作業しにくいでしょう。

職種や業務内容に応じたデスクを準備しなければ、業務効率の低下につながるおそれがあります。特に技術職や専門職はパソコンだけでなく、多くの書類も取り扱うため、作業性を向上させるために十分なワークスペースの確保が必要です。

 

デスクの選び方

オフィスでは、デスクやチェアなどのさまざまなオフィス家具が配置されます。その中でも、数多く配置されるオフィス家具がデスクです。オフィス家具メーカーからは、さまざまなデザインやカラーのデスクが販売されています。

おしゃれなオフィス空間を作るために、デザイン性の高いデスクを選ぶのも手段の一つです。デスクを選ぶ際にはデザイン性だけでなく、スペースや業務の効率性も重視しましょう。

デスクには、単体デスク・ロングデスク・キャスター付きデスク・電動昇降デスクの4種類があります。ロングデスクは座席数を調整できるため、人員増減に対応しやすいことがメリットです。

キャスター付きデスクは移動しやすいため、レイアウトの変更にも容易に対応できます。近年、特に注目を集めているのが電動昇降デスクです。電動昇降デスクは、従業員の体格や業務内容に応じて天板の高さを調整できるタイプです。

正しい姿勢を維持することで従業員の身体の負担を軽減できるため、電動昇降デスクを導入する企業が増えています。

オフィスレイアウトをおしゃれにするためのポイント

近年は、おしゃれなオフィスのレイアウトにする企業が増えています。その背景には、従業員のモチベーションを向上させたい、ブランドイメージを強化したいといった企業の狙いが深く関係しています。おしゃれなオフィスを実現するためには、いくつかのポイントを意識してレイアウトを考えることが大切です。

 

トレンドを考慮する

ファッションや音楽と同様に、オフィスデザインにもトレンドがあります。オフィスをデザインする際には、トレンドを意識することが大切です。トレンドを反映したオフィスは話題を集めやすくなるため、企業のブランドイメージの向上が期待できます。

近年は、柔軟なワークエリアやテクノロジーを取り入れたデザインが人気の傾向があります。たとえば、一つのワークスペースにフリーアドレスや集中ブース、ファミレス席などの異なるレイアウトのエリアを配置するのも手段の一つです。

適切な労働環境は、業務内容や気分によって異なります。ワークスペースに柔軟性を持たせることで、従業員は業務内容や気分に合わせて仕事をすることが可能です。また、従業員の気分転換やストレス軽減を目的に、オフィス内にリフレッシュスペースを設置する企業も増えています。従業員が働きやすい環境を実現すれば、業務効率の向上が期待できます。

 

企業のコンセプトを反映させる

オフィスのデザインには、企業のコンセプトを取り入れることも大切です。デザインに企業のコンセプトが反映されれば、ブランディングとデザインの統一性を両立させることが可能です。

たとえば、オフィスの内装や家具に企業のコーポレートカラーを取り入れる方法があります。コーポレートカラーは、企業を象徴するシンボルカラーです。多くの企業は、看板や自社製品のパッケージなどにコーポレートカラーを取り入れています。

コーポレートカラーが取り入れられたオフィスにすることで、ステークホルダーに企業のイメージを強く印象づけられます。デスクやチェアなどのオフィス家具にもコーポレートカラーを取り入れれば、空間全体を一貫性のあるデザインで表現できるでしょう。

 

エントランスのデザインを重視する

エントランスは、従業員や社外の人がオフィスを訪れたときに最初に目にする場所です。エントランスの印象が良いと、企業イメージの向上が期待できます。一方でエントランスの印象が悪いとイメージが低下し、営業成績に悪影響を及ぼす可能性もあります。

第一印象は人の記憶に残りやすく、インパクトを与えやすいため、オフィスのレイアウトを考える際にはエントランスのデザインも重視することも大切です。エントランスは、企業理念や自社製品のイメージに合致したデザインにしましょう。

エントランスの一角に自社製品のサンプルを展示したり、事業内容を説明する映像を流したりすることで、オフィスを訪れた人に効果的にアピールできます。高級感や特別感を演出するために、アロマやフレグランスを使う企業もあります。

 

グリーンを効果的に活用する

オフィスをオシャレなレイアウトに仕上げるためには、グリーンを活用するのも手段の一つです。近年は、オフィス緑化が注目されています。オフィス緑化とは、社内のオフィス環境に観葉植物を取り入れることです。

オフィスにグリーンを取り入れると、ストレスや目の疲労の軽減が期待できます。グリーンを活用しておしゃれなオフィスを実現する際には、棚やデスクに置く、天井から吊るすなどの方法があります。

オフィススペースに限りがある場合は、天井から吊るす方法がおすすめです。天井から吊るせば、動線の妨げにもなりません。また、グリーンは、パーテーションや家具の代用にもなります。パーテーションの代わりに鉢植えのグリーンを使用すれば、圧迫感を与えることなく視界を程よく遮ることが可能です。

 

デザイン性の高い家具を配置する

おしゃれなオフィス空間を作るためには、壁や床などの内装にこだわることも重要なポイントになります。しかし、内装にこだわっても、家具が配置されることで空間全体の印象が変わることもあります。

そのため、おしゃれなオフィスを実現するためには、家具のデザイン性も重視するようにしましょう。また、賃貸オフィスの場合は、内装自体に大きな手を加えることが難しいケースもあります.

このようなケースでは、デザイン性の高い家具を配置することで、空間全体をおしゃれに見せることが可能です。オフィスデザインと同様に家具にもトレンドがあるため、時が過ぎればデザインも古くなります。旬なオフィス空間を維持したい場合は購入ではなく、リースを選択することも検討しましょう。

 

照明にこだわる

オフィスのレイアウトを考える際には、照明のデザインも意識しましょう。剥き出しの間接照明の場合、オフィス家具と同様にそれ自体のデザインも空間全体の印象を左右する重要な要素になります。

また、オフィス空間の印象は、照明の調色や調光によっても変動します。たとえば電球色の照明はオレンジ系の暖色なので、リラックスした雰囲気を演出できるでしょう。青っぽい白色の昼光色は、集中しやすい作業環境を作ることが可能です。

調色や調光機能がある照明を設置すれば、時間帯や季節に応じた空間を演出できます。アイリスオーヤマのLiCONEXは、時間帯や空間の用途、状況に応じて照明環境を整えられる無線制御システムです。

快適さを損なうことなく大幅な省エネを実現できるため、コストの削減が期待できます。無線方式なので、設置後のレイアウトの変更にも柔軟に対応できます。詳しくは、こちらのページからお問い合わせください。

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デスク配置がおしゃれなオフィスレイアウト事例

どのようなデスク配置が、おしゃれと感じるかは人それぞれです。具体的なイメージがないと、業者へオフィスレイアウトづくりを依頼しても、話はまとまりにくくなるだけです。

そこで、オフィスレイアウトの事例を5つ紹介します。自社に最適な形を検討する際の参考にしてみてください。

 

■株式会社フォアキャスト・コミュニケーションズ

フリーアドレスのレイアウトを採用、私物や書類を管理しやすくするため、フロアの一角にはパーソナルロッカーも設置しています。ワークスペースのデスクは高さの違うものを組み合わせ、他の列で仕事をする人と視線が合わないようにする工夫もされています。

リフレッシュルームは、1人からでも利用しやすいよう複数パターンの席が用意され、気軽に気持ちの切り替えが可能です。

 

■株式会社セブン-イレブン・ジャパン

株式会社セブン-イレブン・ジャパンは、ワークスペースにオープンタイプのミーティングスペースをレイアウト。オープンタイプで利用状況を把握しやすく、小人数でもミーティングを始めやすい工夫がされています。

また、カフェのようなオフィス家具を採用し、リラックスして業務に取り組めます。仕事に集中できるよう個人用のワークスペースも確保され、フルクローズ型のブースでWeb会議にも配慮されています。

 

■株式会社日テレITプロデュース様

日テレITプロデュースでは対向型を基本に、窓際はパーテーションで区切った集中ブースをレイアウトしています。4人掛けや6人掛けの自由に使えるスペースも確保され、ミーティングやフリーアドレス向けに活用可能です。

フロアの窓に近いところには背の高いオフィス家具はなく、ブラインドを開けるとワークスペースに広く日の光を取り込めるようになっています。また連結や独立利用ができるデスクを導入し、将来のレイアウト変更の自重度も高いです。

 

■株式会社TBSスパークル 

株式会社TBSスパークルのオフィスは、TBS系列11社を統合して生まれた会社のため、従業員の一体感が生まれるように意識してレイアウトされています。メインのワークスペースはフリーアドレスで、随所にミーティング向けのデスクがあります。

会社として部署を超えたつながりでの働きを求めており、それを実現するためにこのレイアウトになりました。壁面以外の書類棚は背の低いものが多く採用され、オフィス全体は開放的です。

 

■株式会社あなぶきハウジングサービス

株式会社あなぶきハウジングサービスは、リフレッシュスペースに和のテイストを取り入れたオフィスデザインになっています。可動式のデスクのおかげで、集まる人数に合わせてレイアウトを変更可能です。

また、デスクの配置だけでなくフロアマットの配色でも境界を分かりやすくし、使用する際の意識を視覚的にも切り替えられます。

オフィスレイアウトづくりを依頼する場合の業者を選ぶ3つのポイント

オフィスレイアウトづくりを依頼できる業者を選ぶ際は、おもに次の3点を比較してみましょう。

  • 実績が豊富か
  • 得意としているデザインは何か
  • ワンストップで依頼ができるか

なぜこの比較ポイントとなるのか、詳しく解説していきます。

 

■実績が豊富か

多くの事例を手掛けることによって蓄積された経験やノウハウを持っているため、提案に幅があります。実績が豊富であるということは、提案力、技術力が高いともいえるため「どのようなオフィスにしたいのか」をもとに提案し、使う人の目線に立って使いやすいオフィスを一緒に考えてくれるでしょう。

 

■得意としているデザインは何か

基本的にあらゆるパターンに対応できますが、それぞれ得意としているデザインを持つ場合もあります。自分たちがオフィス移転や改修によって実現したい目的と業者の得意なデザインが合致しているかを確認すると良いでしょう。

その為にもまず、オフィス移転や改修などで「何を実現したいのか」をしっかりと棚卸する必要があります。どうすればいいのかわからない…という場合は他の2項目を満たしていればその旨を相談してみましょう。

 

■ワンストップで依頼ができるか

オフィスの移転や改修は、社内の意見集約や申請だけでなく、業者との打ち合わせなどありとあらゆる業務が発生します。そんな時に「電気工事はこの会社」「床工事はこの会社」など、いくつもの業者に依頼をしていると手間がかかってしまいます。そして必然的に関わる人数も増えるため、管理が行き届かないなど思わぬトラブルになる可能もあります。そのため、できるだけワンストップで依頼できる業者に依頼することをおすすめします。

まとめ:オフィスレイアウトを変更しておしゃれで機能的にしよう

今回は、オフィスレイアウトを中心に、おしゃれで機能的なオフィスをつくるポイントなどをご紹介しました。

オフィス移転やリニューアルを検討されている方の中には、「せっかくならおしゃれで機能的なオフィスにしたい」「でもどうすればいいのかわからない…」と思われている方も多いと思います。

アイリスチトセでは、年間1000件以上にも及ぶ移転・改修実績と、アイリスグループの総合力でプランニングから内装工事・引越しまでトータルでサポートします。ぜひ、ご相談ください。

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おしゃれで機能的なオフィスレイアウトに関する詳細はこちらの記事でも解説しています。

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