WORKS第一カッター興業株式会社 | オフィスデザイン・レイアウト事例

神奈川県茅ヶ崎市にある本社オフィスの改装プロジェクト　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

改装の背景とコンセプト　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　社員の増員によりオフィスが手狭になり、利用していない5 階のフロアを改装して、2 階にあった本部機能のフロア移転を実施。移設先の５階は、施工前は仕切りもほぼ無く、レイアウトの自由度も高かったため、ただ単に使いやすくてきれいなオフィスをつくるのではなく、2021 年に策定した中期経営計画に沿ったリブランディング・プロジェクトや、エンゲージメントを強化する要素を取り入れることになりました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ブランディングを取り入れた改装　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ブランディング強化の施策のなかには、「コンプライアンスを真ん中におく企業文化をつくる」というものがあり、オフィスのレイアウトに関してコンプライアンスというと「誰が、どこで、なにをしているのかがわかる」といった状態であると定義しました。社員へのヒアリング調査でも役員室に入りづらい、閉ざされた会議室や応接室で誰が何をしているのかがわからないといった意見があがったため、そのような課題に対して「見える化」という方法でアプローチ。役員室、会議室などの壁をガラスパーテーションにしました。

社員の健康をサポートするオフィス　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　社員の健康面を考慮した施策を多く取り入れ、そのうちの１つで照明にLiCONEX という無線照明制御システムを導入。照明の色が時間とともに変化し、夕方になるにつれ照度が落ち暖色になることで、自然光に近い環境を整えて体への負担を軽減するほか、社員の方々の「帰る時間」の意識づけにもつながり、生産性の向上も期待しています。また、電動昇降デスクやサイクリングチェア等健康を意識した家具を設置しました。社員の方々の健康をバックアップすることでSDGs にもつながり、更にはブランディングにも寄与する要素となるため、今後も社員の方々の健康を考えたオフィス作りを行っていきます。